カテゴリー「映画・テレビ」の165件の記事

2012/07/01

[映]食べて、祈って、恋をして

食べて、祈って、恋をして

 ★★☆☆☆
 120701@レンタルDVD

 -感想-
 女性作家、エリザベス・ギルバートの同名の自伝的小説の映画化。

 まあ、一人称小説の映画化って、難しいところで、どうしても説明的なセリフやモノローグが多くなって、映画としては微妙な感じになりがちですが、これも原作の方が面白いんだろうな、という感じ。せいぜいが、舞台がイタリア、インド、インドネシアと移るので、旅行会社とのタイアップ的に風景の面白さが出せているくらいなもんで。

 テーマ的には、自分の限界を感じた女性が、それを受け入れ、乗り越えていく、というような話で、同年代の女性には結構、共感を呼ぶのではないかと思われましたが、男からすると、どーもねー。。。

 ちなみに、原作者の出版後、映画化前のTED動画。こっちの方が性別関係なく、受け入れられそう。テーマ的には、似た話と思いますが。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011/08/13

[映]スーパー8

スーパー8

 ★★★★☆
 110727@UCN SC3

 -感想-
 スーパー8と言っても、スーパーヒーローが8人出てくる映画とかではなく、8ミリ映画のスーパー8のこと。
 「ET」をはじめとする80年代スピルバーグへのオマージュに溢れた映画少年映画で、舞台もわざわざスリーマイル島事故の記憶も新しい1970年代末に設定。

 この監督たちのように中学、高校とかの多感な時期にスピルバーグを見てたわけではないので、ど真ん中でもないんですが、77年生まれの割には兄姉や年上の親戚がいたり、VHSが82年くらいには家に入ってたりで、一応、ほぼリアルタイムでスピルバーグ(監督+プロデュース)の主要作品は経験してるし、大学以降に映画をちゃんと見るようになってから、見逃してた作品や、うろ覚えだった作品を見直したときも、有名監督の歴史的名作としてではなく、昔を懐かしむ感じで見ている人間ではあるので、本作の感想も、その点で、「シンドラー~」以降のスピルバーグしか知らない若い世代の人とでは、だいぶ温度差があるかもしれません。あと逆にスリラー/サスペンスと言えばヒッチコック至上主義みたいな年上世代の人たちとも。
 母親から離れ恋人候補の女友達が重要になる瞬間、へたれぞろいの友人たち、父親との葛藤、それらの苦悩を外在化させる、象徴としてのモンスター。その対決、すなわち自分自身の弱さや未熟さとの対決を経て、少年が男に一歩近づく。
 そういってみれば、スティーヴン・キングの小説もだいたいこういう構成ですよね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011/06/20

{映}127時間

127時間

 ★★★★☆
 110619@シネクイント

 -感想-
 「トレインスポッティング」の・・・という冠は、「スラムドッグ~」のおかげか、その前のハリウッド進出失敗のせいか、最近、とんと聞かなくなった、ダニー・ボイルの新作で、再び実話ベースの映画化。
 さっきの「アリスク・クリード」が登場人物3人なら、こっちは、ほぼ1人。平日エンジニアをやりながら、休日には、近所の渓谷へトレイルに出かけるアーロン。岸壁の間に降りようと、挟まった小さな岩に手を掛けて体を預けた瞬間、その岩が落ち、右手が岸壁に挟まれてしまう。週末だけのトレイルのつもりで持ってきた水と食糧は、ごく僅か。どうやっても、岩から右手は抜けそうもない。絶望の中、文字通り必死で生きて帰ろうとするアーロンは・・・

 トレスポでも、人間の五感を視覚化させる映像表現の評価が高かったダニー・ボイルだけに、喉の渇きや、痛みの表現は圧巻。
 実話ベースなので、最後は生還できることは、分かりきっているのだけど、そこに運命や偶然に助けられるのではなく、人間の強い意志が未来を切り開く、という監督の強い主張を描ききった秀作。つか、まず、実話の本人がすげー。生きること、意志や決断について、色々と考えさせられます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

{映}アリス・クリードの失踪

アリス・クリードの失踪

 ★★★★☆
 110619@ヒューマントラストシネマ渋谷

 -感想-
 タランティーノや、あるいは同じ英国勢のデビュー作ということで、ダニー・ボイルの「シャロウ・グレイヴ」や、ガイ・リッチーの「ロック・ストック~」辺りが引き合いに出される映画ということで、見てみました。
 登場人物が誘拐される被害者女性と犯人の男2人のたった3人で、その3人の微妙な人間関係をムダなく描いていくのだけど、ストーリーは、ほとんどネタバレになるから、書けない、という、ここまでも色んなトコで流されてる話。

 ネタバレにならない範囲で書くと、人間の浅はかさと言うか、うまい話がうまくいかない感がよく出てて良かったかと思いますが、欲を言えば、「この先、どうなるの?」というか、「本当は、どっちなの?」というサスペンス性を重視した結果、「彼」の心の葛藤、という点では、少し描写が薄かったかな、というのが残念でした。
 でも、そこをきちんと描こうとすると、サスペンス性は犠牲になると思うんで、まあ、仕方ないと思うんですが。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

{映}ジュリエットからの手紙

ジュリエットからの手紙

 ★★★☆☆
 110604@ヒューマントラストシネマ有楽町

 -感想-
 雑誌「ニューヨーカー」で記者に憧れつつも、事実関係の確認作業をするチェッカーしかさせてもらえないヒロインが、イタリア料理店を開業しようとする彼氏との婚前旅行で、イタリアへ行ったら、「ロミオとジュリエット」の舞台、ヴェローナで、ジュリエット宛てに来た恋愛相談の手紙に返事を書く人たちに出会って・・・という話。
 一応、実話がベースらしいです。

 どこまで、実話ベースなのか分からんのですけど、ファクトチェッカーという職業を使うなら、単に記者に憧れてる設定だけでなくて、もう少しギミックを詰め込めたんじゃないだろか。つか、ファクトチェッカーで調査は得意と言いつつ、ロミオ探しが行き当たりばったり過ぎて、ちょっとなー、と。
 ま、全体的には、臭くはあるけど、テーマ性、メッセージ性もハッキリしてて、よくできてる映画かと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

{映}スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団

スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団

 ★★★☆☆
 110604@シネマライズ

 -感想-
 サエないバンドマンのスコットが、女の子と付き合おうと悪戦苦闘してると、元カレを名乗る男たちに次々戦いを挑まれて・・・というゲーム、映画、音楽、コミック関係の要素を詰め込んだ映画。
 なんか、ノリ的には、ケヴィン・スミスのジェイ&サイレント・ボブの系統に属する映画な気がするんだけど、イマイチ、入り込めず途中、寝たのは、年取ったせいですかね。うん、多分、大学生くらいが見た方が楽しめる気がする。
 か、体調のいい日にDVDでもう1回見ます。
 主役のスコットは、「スーパー・バッド」(感想)のマイケル・セラ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

{映}ヤバい経済学

ヤバい経済学

 ★★☆☆☆
 110604@シアターN渋谷

 -感想-
 人が何か行動を起こすときには何らかの動機(と言うより、誘発要因=インセンティブ)があるハズ、どの要素が最も効果的なのか、俗説は本当かを統計学を使って探る、同名著作の映画版。
 基本的には本で取り上げたのと同じ、または近接のテーマを、近年の社会派(突撃/実験)ドキュメンタリ映画ブームに乗った空気で、ハンバーガー食い続けた人とか、テーマごとに5つくらいのオムニバス構成。

 吹き替え版の方が、アタマに入りやすいかもしれませんね。でも、基本的に、ネイティブであっても、数字的なものとかの見せ方が、あんな構成で伝わるのかね。
 途中、寝ました。本のCMとしてなら、価値あるけど、それ以上のものではないかな、と。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011/06/03

ブラック・スワン

ブラック・スワン

 ★★★☆☆
 110603@日劇

 -感想-
 チャイコフスキーの作曲で有名なバレエ「白鳥の湖」を題材にした・・・とか書いてみても、実は、名前と「瀕死の白鳥」とかゆう曲以外に、ほとんど知らないわけですが、どうやら、魔法で白鳥になったお姫様を救えるのは王子の愛だけなのに、王子の愛が黒い鳥に奪われてしまう、という悲劇を、白鳥役と黒鳥役の1人2役を演じるバレエらしいです。

 で、厳しい母親に育てられて優秀で、純粋な白鳥役には適任なんだけど、汚れ役の黒い鳥を上手く踊りきれないナタリー・ポートマンが、ライバルに主役を奪われるんじゃないかと危機感を抱きつつ・・・という、役に追われるあまり人格に変調をきたす、ある種「地獄変」みたいなストーリーを、ナタリー・ポートマン、主役のニナ、オデットが3重構造で演じる心理ドラマ。

 もう少し普通の人間ドラマを期待して見に行ったら、えらいサイコ・スリラーで、なんじゃこら、とか思ったら、監督が「π」や「レクイエム・フォー・ドリーム」でお馴染みの大変態、ダーレン・アロノフスキーで、そんな映画を日劇みたいなメジャー劇場でやんなよ! と。

 つか、アロノフスキーと知ってれば、そういう見方をしにいったのに、情報不足が深刻です。
 おかげで、タルい前半、意識がなかったりして、よくストーリーと人間関係が分からなかったりw

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011/02/20

ソーシャル・ネットワーク

ソーシャル・ネットワーク

 ★★★★☆
 110220@UCN SC5

 -感想-
 こないだのデヴィッド・カークパトリックの本が、ザッカーバーグに好意的に彼の思想的、哲学的態度を説明するノンフィクション風タッチなのに対し、本作の原作は、共同創設者のエドゥアルド・サヴェリンをはじめ、周囲とザッカーバーグとの友情、嫉妬、裏切りといった人間関係のドラマを中心に描いている感じ。
 フィンチャー先生と言えば、カッコイイ映像+サスペンス/スリラーの人だとばっかり思ってたんだが、やっぱりと言うか、意外とと言うか、人間の後ろ向きな心理描写も結構、好きですわな。

 原作は、まだ、ショーン・パーカーが出てくるあたりまでしか読んでないのですが、原作に比べると、若干、人物の役割を整理したりして、よりドラマ的な演出が取られています。

続きを読む "ソーシャル・ネットワーク"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011/02/13

ザ・タウン

ザ・タウン

 ★★☆☆☆
 110212@UCN SC5

 -感想-
 「グッド・ウィル・ハンティング」で脚光を浴びてから早10年以上、ベン・アフレックが主演、共同脚本、監督を務めたクライム・アクション。
 全米でも最も強盗事件が多発するボストンの貧民街、チャールズタウンに生まれ育った、銀行強盗チームの1人が何とかそこから抜けだそうともがく・・・という人間ドラマ、という風にも、見る人によっては見れると思うんですけど、個人的には、あんまり主人公の葛藤が伝わって来ないというか、共感を覚えず、単なるクライム・アクションとしてしか見れませんでした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧