死霊のえじき[完全版](85/US)
-あらすじ-
死者たちがさまよう街を避け、軍事基地で生活を続けるサラたち。現状を打破できない閉塞感の中、やがて科学者と軍人は互いに反目しあい、そのどちらにも無関心な民間人たち・・・。
-感想-
「Night~」、「Dawn~」に比べて、ますますゾンビが脇に押しやられ、内部の人間同士の対立が中心に据えられているのですが、本来、前2作ではゾンビの存在そのものがメタファーとして、イデオロギーの対立とか相互理解といったテーマを提起していたように思うワケで、直接、描いてしまうと・・・。
ちなみに、当初よりも大幅に予算を削減されて、脚本をリライトし(オリジナル脚本:英語)、かなりのアイディアを省略したということなので、ドラマ中心になってるのは、その関係もあるのかも知れません。
もっとも、IMDB によると、予算削減の理由は、ロメロがゴア描写にコダワった結果、マーケットが縮小したため、ということで、終盤のゴア描写はエラいコトになってますが。
おそらく公開当初は、「ゾンビ」以降、「死霊のはらわた」を経て、「13日の金曜日」、「エルム街の悪夢」などなど、スプラッタ映画のムーヴメントが起きていた時期で内容が内容ならば、本家の威風を示すことができたのでしょうけど、この邦題からして、まあ、配給会社も負けてると思ったのでしょう。
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コメント
私は今年で40歳になりました。DOWN OF THE DEAD(ゾンビ) と DAY OF THE DEAD(死霊のえじき) ほど映画と音楽がマッチしている緊迫感ある作品はないでしょう。
死霊のえじき のサントラCDは、日本では発売されていません。私は運よく友人から輸入盤を買ってきてもらいました。死霊のえじきはもう百回以上見ているでしょうね。この作品とともに青春を歩んできたと言っても過言ではないです。ロメロ監督にはもっとゾンビ映画を撮ってもらいたいです。
バブ(ゾンビ)の演技には目を瞠るものがありました。
気持ち悪い作品ですが、ぜひ多くの人にも見てほしいものです。
投稿: アラフォー | 2009/05/06 16:40