5月11、12日の両日、
OzzFest、行ってきました。
自分もそうなんですけど、日本でメタル聞いてる人間って、結構、海外バンドだけに偏っていて、日本のバンドは色物扱いしている部分があって、今回も出演者が発表されたときから、ちょっと日本のバンドが多すぎるんじゃねーの、という批判はあったようです。
でも、OzzFestの運営方針を考えたら、これは仕方ねーんじゃねーの、というのが自分のスタンスです。
OzzFestは元々、90年代の前半、グランジ/オルタナが台頭して、メタルが古臭いダサい音楽だと見なされた時代に、グランジやってるバンドメンバーから「でも、オジー時代のサバスは別」とか割とオジーだけは支持されていたことに目を付けた、妻のシャロン・オズボーンが、今の若いキッズに支持されていて、かつオジーをリスペクトするバンドを集めてオジーと一緒にライヴをやれば、その若いキッズに対して効果的にオジーのブランド価値を上げて、ファン層を拡大していける、ってのが基本方針…だったと少なくとも自分は理解しているんですよね。
だから、OzzFestは、サバス見たい人向けじゃなくて、日本国内で集客力があって、かつ「サバスとかいう詳しいこと知らんけど、すごいバンドがおるらしい」くらいのお客さんがついてるバンド中心になるのは、正解なんだと思うんです。ももクロの出演も、それとまったく同じ理由で、まあ、いいんじゃないの、と。
最近のコメント